認知症
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Dementia
認知症について
物忘れや性格の変化が気になる方や、そのご家族へのご相談を受け付けています。
アルツハイマー型認知症
もっとも多いタイプの認知症で、脳に「アミロイドβたんぱく」などが蓄積することで神経細胞が障害され、少しずつ進行します。
特徴的な症状
- 物忘れが強くなる(直前のことを忘れる)
- 言葉が出にくくなる
- 時間や場所の感覚が薄れる
- 同じ質問を繰り返す
治療・対応
薬物療法に加え、認知リハビリテーションや生活リズムの調整が大切です。早期に対応することで、進行をゆるやかにすることが期待できます。
脳血管型認知症
脳梗塞や脳出血などによる脳の血流障害が原因で起こる認知症です。症状は出方が人によって異なり、段階的に進行するのが特徴です。
特徴的な症状
- 記憶障害よりも「注意力の低下」や「段取りの苦手さ」が目立つ
- 感情のコントロールが難しくなる
- 手足のしびれや麻痺などの神経症状を伴うことがある
治療・対応
脳血管障害の再発予防が重要であり、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の管理も必要です。リハビリや生活支援を組み合わせて進行を抑えていきます。
レビー小体型認知症
脳に「レビー小体」と呼ばれる異常なたんぱくがたまり、神経細胞が障害されることで発症します。アルツハイマー型に次いで多い認知症です。
特徴的な症状
- 幻視(実際にはない人や物が見える)
- 注意力や認知機能が変動しやすい
- パーキンソン病に似た動作の遅さや手足の震え
- 睡眠中に大声を出したり、体を動かす行動
治療・対応
薬物療法により症状を和らげることが可能です。運動症状や睡眠障害に対する治療、生活環境の調整もあわせて行います。